2013/03/28 ニュース
外務省、ラオスの小水力発電計画に無償資金援助

 

 外務省は現地時間の3月26日、横田順子・駐ラオス大使とトンルン・シースリット・ラオス副首相兼外務大臣が、限度額17億7500万円の無償資金協力に関する交換公文に署名したと発表した。
 
 この無償資金協力は、ラオス北部ポンサリー県ニャットウー郡に450kW規模の小水力発電所を整備する、小水力発電設備整備に適用される。同計画では、併せて関連配電線も敷設し、同地域の電化促進を支援する。これにより、地方部の電化率を2020年国家目標の90%に近づけるよう協力する。この小水力発電設備は流れ込み式で、22kVの送電線を延伸し400Vの変圧器も設置する。ポンサリー県の2010年の世帯電化率は16%と低水準にとどまっていた。