2013/03/26 ニュース
経産省、風力発電の支援などに250億円計上

 

 各府省庁はこのほど、平成25年度の地球温暖化対策関係予算案の額をまとめた。予算案では、2020年までに温室効果ガス削減に効果があるものが3309億円、2021年以降に温室効果ガス削減に効果があるものが1534億円、その他結果として温室効果ガスの削減に資するものが2670億円、基盤的施策などが763億円となった。
 
 このうち、「その他結果として温室効果ガスの削減に資するもの」には、以下の項目が挙げられている(カッコ内は所轄官庁)。
 
 ▽風力発電のための送電網整備実証事業費補助金(経済産業省)・250億円▽再生可能エネルギー固定価格買取制度施行事業費補助金(経済産業省)・191億円▽浮体式洋上ウインドファーム実証研究事業(経済産業省)・95億円▽太陽光発電システム次世代高性能技術の開発(経済産業省)・48億円▽革新型蓄電池先端科学基礎研究事業(経済産業省)・31億円▽洋上風力発電等技術研究開発(経済産業省)・30億円▽再生可能エネルギー余剰電力対策技術高度化事業費補助金(経済産業省)・27億円▽海洋エネルギー技術研究開発事業(経済産業省)・25億円▽有機系太陽電池実用化先導技術開発事業(経済産業省)・23億円▽風力発電高度実用化研究開発事業(経済産業省)・20億円▽戦略的次世代バイオマスエネルギー利用技術開発事業(経済産業省)・18億円▽革新型太陽電池研究開発(経済産業省)・17億円▽新エネルギー系統対策蓄電システム技術開発事業(経済産業省)・17億円▽風力発電等に係る環境アセスメント基礎情報整備モデル事業(環境省)・10億円▽新エネルギーベンチャー技術革新事業(経済産業省)・10億円