2013/03/25 ニュース
塩尻市、木質バイオマス関連事業で2年後に発電所を稼働

 

 塩尻市は平成25年度予算案に「信州しおじり木質バイオマス関連事業」の関連予算として1938万円を計上した。
 
 同事業は平成22年から検討が続けられているもの。長野県内で産出される木材を製材する集中型製材工場と、そこで排出される端材をチップ化し、それを燃料に発電するバイオマス発電設備を同時に整備する。発電所の出力は1万kWを標準に、平成27年度からの商業運転を見通して具体化に向けた検討が進められている。塩尻市は平成25年度、発電所で発生する余熱の用途などについて研究を進めていく方針。長野県は、同事業に約70億円(製材工場約36億円、発電所約34億円)の概算事業費を見込んでいる。