豊田自動織機は、LPガスとガソリンを燃料に選択できる産業用エンジン「トヨタ1FS」(写真)を開発した。排気量は3685ccで、発電出力は66kW(回転数2550rpmの場合)、63kW(2350rpmの場合)。
1FSは排気量を現行製品比で18%減と縮減したほか、LPガス仕様で定格点燃費率(参考値)を230g/kWhと、12%向上させるなど高効率化を図った。省スペース化にも取り組み、体格・質量とも現行エンジンから23%コンパクト化して搭載性を向上させている。環境面では米国環境保護庁の第2次排出ガス規制(Tier2規制)、国内特殊自動車の平成19年排出ガス規制にそれぞれ適合している。機関形式は水冷4サイクル。