神奈川県は4月24日、「かながわソーラーバンクシステム設置プラン」で今年度分の登録受け付けを始めると発表した。県では12月18日まで登録を受け付けるが、なるべく6月中に申請してほしいとしている。
かながわソーラーバンクシステムは平成23年12月から、住宅用、共同住宅用、産業用の各種太陽光発電設備の設置プランを登録し周知を図るため運用されている。今回から設置プランの要件が見直され、戸建住宅用に、HEMSや蓄電池などをセットした設置プランも登録対象になる。昨年度まではオプション扱いだったHEMSや蓄電池、エネファームなどは、これらをシステムに組み込んだ戸建住宅用設置プランを「付加価値プラン」として登録する。また、昨年度までは戸建住宅、共同住宅、産業用(折板屋根)、産業用(陸屋根)の各区分で最大2プランまでしか登録できなかった。これを付加価値プランを周知するため戸建住宅では最大4プランまで登録できるようにした。