新日鉄住金エンジニアリング 環境ソリューション事業部は4月27日、東部知多衛生組合からガス化溶融炉建設工事を受注したと発表した。受注したのは同社が開発したシャフト炉式ガス化溶融炉で、処理能力は200t/日(100t/日×2炉)。ごみの焼却時に発生する余熱は発電や「(仮称)東部知多新温水プール」での温水利用などに使用される。受注金額は147億5999万9999円で、4月16日に着工しており平成31年3月8日の竣工を目指す。
今回の受注で、同社(新日鉄でのものも含む)のガス化溶融炉受注実績は、計41件と国内最多となった。受注した案件は、愛知県内では5施設目となる。