東芝は4月23日、メキシコのノルテⅢ複合火力発電所用に、蒸気タービンと発電機2基を受注したと発表した。チワワ州でスペインのエンジニアリング大手、アベンゴアが設立する独立系発電事業者が建設する案件で、運転開始は平成29年8月を予定している。蒸気タービンと発電機はアベンゴアの子会社アベネール・テイマ・ノルテⅢから受注しており、来年の8月から順次納入する。
今回受注したのは、ガスタービンコンバインドサイクル発電用の蒸気タービンと発電機2基(出力175MW)。同社は平成23年にアベンゴアの別の子会社から蒸気タービンと発電機を受注した実績があり、その実績などが今回の受注に結びついた。