2015/04/22 ニュース
三井金属、子会社の水力発電設備5か所を更新
 三井金属は4月20日、完全子会社の神岡鉱業(岐阜県飛騨市)が運営する水力発電設備5か所を更新すると発表した。更新するのは▽金木戸発電所、▽金木戸第二発電所、▽跡津発電所、▽土第一発電所、▽土第二発電所で、約220億円を投じて更新する。更新後の最大出力は約3万5000kWと見込まれている。
 
 5か所の発電設備は双六川水系と跡津川水系にあり、工事は今年度~平成30年度にかけて行う。これらの設備は大正9年~昭和39年にかけて稼働しており、老朽化の進行で停止せざるを得ない状況に陥っていた。この工事でほぼ全設備と電力会社との系統連系に必要な設備を更新し、更新後は発電した電力を全て電力会社に販売する。