2015/04/22 ニュース
岩見沢市でごみ焼却発電設備など竣工 荏原環境プラント

 荏原製作所は4月22日、グループ企業の荏原環境プラントが、北海道岩見沢市から受注したごみ焼却発電設備とリサイクル施設を竣工したと発表した。竣工したのは「いわみざわ環境クリーンプラザ(愛称:いわ☆ぴか)」で、焼却処理能力は100t/日(50t/日×2炉)、リサイクル施設は24.9t/日という。同設備は余熱を利用して蒸気タービンで発電を行い、1200kWの発電能力を持つ。発電する電力は設備で自家消費し、余剰電力は最終処分場の浸出水処理施設に供給する。設備は平成24年12月から建設していたもので、焼却プロセスは自社の「エバラHPCC21型ストーカ式焼却炉」を採用している。