2013/03/21 ニュース
LPガス、都市ガス両業界が燃料電池の普及促進などで協働強化

 

 日本ガス協会、日本LPガス団体協議会、日本コミュニティーガス協会の3者からなる日本ガス体エネルギー普及促進協議会(コラボ)は3月18日、共同宣言を発表した。顧客の「暮らしの安心・暮らしの省エネ・暮らしの快適」の実現に向けて、LPガス、都市ガス両業界が連携を強化するためのもの。
 
 コラボは2013年度、「高い省エネ性を実現する家庭用燃料電池の普及拡大」、その組み合わせとして床暖房の「快適な住空間の創出」、ガスコンロなどの火災を撲滅する「安全安心コンロの普及拡大」などを推進。また、ガスエネルギーの先進性やガスのある生活への期待感などを表現した統一キーワード「ガ、スマート!」と合わせて提案活動を強化する。家庭用燃料電池の普及拡大では、国が普及拡大目標として掲げた2020年累積140万台、2030年累積530万台の実現に向け、両業界が協力して普及を加速するとしている。
 
 このため両業界は、今後全国規模でエネファームの普及促進用パンフレット作成などプロモーション活動を共通化するほか、事業者向けの勉強会開催なども検討する。また国や自治体に対して、補助金などの制度にも一致して取り組むとしている。