長野県泰阜村で3月19日、公園内に設置した小水力発電設備が公園内の照明と接続し、点灯式が行われた。式典には松島貞治・泰阜村村長、中島恵理・長野県環境部温暖化対策課長らが列席した。

 

　この小水力発電設備は左京川百年公園を流れる渓流に設置されたもので、出力は70W弱。発電機上部と水車との落差などを利用して発電する。ニックネームは「かるがも君」。当初は公園に隣接する宿泊施設に送電していた。泰阜村は今後もこの宿泊施設への送電を継続し、公園内の照明にも使いたい考えだが、現状では発電出力が若干不足気味のため今後の調整を検討中だという。