秋田県資源エネルギー産業課は2月5日、秋田港・能代港で洋上風力発電を行う事業者に丸紅を選定したと発表した。昨年12月19日までの応募期間中に応募した2者から県の評価委員会が1月20日に選定した。今後、同社は県と事業実施の覚書を締結し、4月に各種準備作業に着手。平成33~34年頃に設備を稼働させる。
同社は、秋田港(水域約351.4ha)、能代港(約378ha)にそれぞれ出力6万5000kW(5000kW型機×13基)、8万kW(5000kW型機×16基)の風力発電設備を建設するもの。同社は同事業のため特別目的会社を設立する。この特別目的会社には大林組、エコ・パワー、秋田銀行、北都銀行が出資する予定。