2015/02/04 ニュース
滋賀県、姉川ダムの発電事業候補者に山室木材など選定
 滋賀県は2月2日、県営の姉川ダム(米原市曲谷)で小水力発電を行う発電事業候補者に、山室木材工業とイビデンエンジニアリングのコンソーシアムを選定したと発表した。1月29日に開催した姉川ダム水力発電所設置運営事業候補者選定委員会の審議結果を受けて選定した。両社の提案は、治水ダムとしての運用に支障がない範囲で最大出力約830kW、年間発電量約470万kWhの小水力発電設備を同ダムに設置し、発電事業を行うもの。県は、両社の提案が安全に配慮した設計、施工計画であること、米原市内と岐阜県大垣市の2か所から発電所を遠隔監視し、異常時に即応できる計画となっていることなどを評価し、選定したとしている。