2015/02/02 ニュース
タクマ、新エネルギー財団から会長賞受賞

 タクマは1月29日、新エネルギー財団の今年度新エネ大賞で会長賞を受賞したと発表した。平成25年8月に稼働した南但クリーンセンター(兵庫県朝来市)に導入された「都市ごみのメタン発酵と焼却によるコンバインドシステム」が評価されてのもの。同システムは、可燃ごみのうちメタン発酵に適したものをメタン発酵処理するバイオマス設備と、発酵に適さないものを焼却する熱回収設備で構成される。大賞で評価された南但クリーンセンターのバイオマス設備は、処理能力36t/日(高温乾式メタン発酵方式)、熱回収設備は43t/日。バイオガスでの発電出力は最大382kW(発電効率37%)で、熱回収率は15.3%(冬季以外)となっている。発電する電力は電力事業者に売電し、ランニングコストを低減している。