2015/01/09 ニュース
九州電力、山川地熱発電所を通常運転体制に
 九州電力は1月7日、蒸気タービンのブレード損傷や復水器の水圧上昇などトラブルが相次いでいた山川地熱発電所(鹿児島県指宿市)が、同日3時18分に通常運転に復帰したと発表した。同発電所は6日に出力1万4000kWで運転中、8時14分に復水器内の水位が上昇し自動停止した。その後の点検で、復水器の水位検出用配管の継ぎ手部から空気が吸い込まれ、水位制御に不調が生じ水位が上昇したと分かり、同社は空気の吸い込み箇所を修理して運転を再開した。3万kW体制には蒸気タービンのブレード交換後に戻す予定。