2015/01/09 ニュース
国交省、FCVタクシーの地域事業計画を初認定
 国土交通省は1月7日、昨年11月14日~12月8日に応募があった「地域交通グリーン化事業」の事業計画10件を認定したと発表した。学識経験者などで構成する「地域交通グリーン化事業検討会」の選定を踏まえて決定したもので、今回は北九州市と福岡市で実施される燃料電池(FCV)タクシーを用いる事業計画を初認定した。
 
 同事業は、電気バス・電気タクシーなどを活用し、それらが競合他社などにも急速に普及するような先駆的事業を行う自動車運送事業者などを重点的に支援するもの。補助率は導入費用の半額~3分の1となっている。今回認定された事業計画は、▽国際タクシー(秋田県秋田市)などが実施する電気タクシーを活用した事業が5件、▽北九州第一交通など5社がFCVタクシー5台を導入する事業、▽佐川急便などが電気トラックを導入する事業など4件、となった。