2013/03/13 ニュース
ファーストエスコ、木質バイオマス発電所が設備認定取得

 

 ファーストエスコのグループ会社、日田ウッドパワー(大分県日田市)と白河ウッドパワー(東京都中央区、発電所は福島県白河市)の両社は3月11日から固定価格買い取り(FIT)制度に移行した。経済産業省からRPS法での設備認定の廃止とFIT法での設備認定取得が認められたためで、両社は昨年11月から手続きを進めていた。
 
 日田ウッドパワーは木質チップ燃料の出力1万2000kWのバイオマス発電所。平成18年11月より操業しており、剪定枝など木質チップ使用量は年間約10万tに上る。白河ウッドパワーの大信発電所も木質チップ燃料の出力1万1500kWで、平成18年10月に運転を開始している。ファーストエスコでは、売電価格と木質チップ購入料が今後上昇すると見通しているが、FIT制度の趣旨に沿って引き続き燃料を調達していくとしている。