2014/08/11 ニュース
環境省、処分場での太陽光発電の周辺技術開発に補助金

 環境省は8月8日から、「廃棄物埋立処分場等への太陽光発電導入促進事業」の対象案件の公募を始めた。最終処分場などに太陽光発電設備を導入するため、設備が自重で廃棄物に埋没しないようにする技術などの導入を支援するもの。応募は9月8日まで受け付ける。補助対象となるのは、▽災害時に撤去できる可動式架台・支持装置とその基礎、▽防雨機能としても活用できる屋根式架台・支持装置とその基礎、▽地盤沈下の可能性のある処分場等にも設置できる架台・支持、装置とその基礎、▽廃棄物由来の腐食性ガスに耐えられる架台・支持装置とその基礎、▽処分場を維持管理するための電力供給システム、▽処分場等と太陽光発電設備の地盤沈下量などを計測するモニタリング機器類、の6種類。同事業では、太陽光発電設備の出力が350kW以上であること、今年度か来年度までに発電事業を開始することなどが補助要件となっている。補助率は経費の半額を補助する。