2014/08/06 ニュース
月島機械、大村市で消化ガス発電設備を稼働
 月島機械はこのほど、長崎県大村市の下水処理設備「大村浄水管理センター」内で建設していた消化ガス発電設備「大村消化ガス発電所」を竣工し稼働した。新設備の設備容量は250kW (ガスエンジン25kW×10台)、年間発電量は約190万kWhで、7月から20年間売電や温水供給などの事業を行う。
 
 新設備は、下水汚泥処理で発生する消化ガスを燃料に発電するもので、同社は電力会社には電力を売電し、大村市には副生物の温水を供給する。設備は市の施設内に建設されているため、同社は土地使用料・固定資産税と燃料の消化ガスの代金を市に支払う。