2014/08/04 ニュース
日通、大型トランスポーター拡充し風力発電所工事などに対応

 日本通運は7月30日、風力発電設備など重量物を輸送する6軸型のトランスポーターを4台追加導入したと発表した。約3億円を投じ、輸送能力を960t増強した。これで風車などの輸送能力を高め、拡大傾向にあるエネルギープラント輸送などを積極的に受注する。プラント建設工事では、現場作業の効率化や工程を省力化するため、ある程度まで機器類を生産拠点で組み立ててから輸送・建設するモジュール工法が一般化しており、同社は今後、発電や石油・化学など各種プラント建設などで重量物輸送の需要が増えると判断。今回の導入に踏み切った。同社は今回の導入以前から82台・総輸送能力約1万t分のトランスポーターを保有していた。