ABBは、自動車メーカーボルボのグループ企業であるボルボバスと、急速充電システムなどで協業する。急速充電システム、電動バス、ハイブリッドバス向けのシステムを共同開発し商品化する。この取り組みで、電動・ハイブリッドバスの充電システムを標準化し、市場への浸透を目指す。
開発する充電システムは、停車時にルーフトップの接続システムから、夜間にはケーブル接続で急速充電できる設備。世界的に認証されている電気自動車の技術をフル活用しており、平成27年には、初の共同案件となるルクセンブルグの公共交通システム向けに納入が予定されている。両社は、開発中のシステムが、世界各国で始まっている都市部での交通インフラの電気化でスタンダードとなることを確実視している。