住友商事と同社全額出資の特定規模電気事業会社、サミットエナジーは7月14日、愛知県半田市に出力7万5000kWのバイオマス発電設備「半田バイオマス発電所」を建設すると発表した。総事業費は約200億円の見込みで、今年8月にも着工する。稼働開始は平成28 年度中を目指す。同社では、半田バイオマス発電所の出力はバイオマス専焼の発電設備では国内最大としている。
同発電所は、サミットエナジーの全額出資で設立されたサミット半田パワーが事業運営を行う。燃料のバイオマスは同社の生活資材本部を窓口に、木材チップや椰子ガラなどを国内外から調達する。発電する電力は、サミットエナジーが外部の需要家に供給する。