2014/07/16 ニュース
粟島浦村沖など6海域、海洋再生可能エネルギー実証フィールドに
 内閣官房総合海洋政策本部事務局は7月15日、海洋再生可能エネルギー利用のための実験海域(実証フィールド)6海域を決定した。平成24年5月に策定した「海洋再生可能エネルギー利用促進に関する今後の取組方針」に基づく実験海域の公募で提案された、7県11海域から選定した。実験海域と、そこで実証する再生可能エネルギーの種類は以下の通り。
 
 ▽新潟県粟島浦村沖(海流(潮流)、波力、浮体式洋上風力)、▽佐賀県加部島沖(潮流、浮体式洋上風力)、▽長崎県久賀島沖(潮流)、▽長崎県椛島沖(浮体式洋上風力)、▽長崎県江島・平島沖(潮流)、▽沖縄県久米島町(海洋温度差) 
 
 また、利用見込みが不確定ではあるものの、気象・海象条件などが適合し、利用者が確認された時点で実験海域に選定される海域も、以下の5海域に決まった。
 ▽岩手県釜石市沖(波力、浮体式洋上風力)、▽和歌山県潮岬沖(海流)、▽鹿児島県長島海峡(潮流)、鹿児島県口之島・中之島周辺(海流)、▽沖縄県石垣島沖(波力)