2014/07/11 ニュース
京セラ、特許侵害でハンファQセルズジャパンを提訴
 京セラは7月10日、ハンファQセルズジャパンを自社の太陽電池モジュール関連特許(特許第4953562号)を侵害しているとして、東京地方裁判所に特許侵害で提訴したと発表した。提訴の概略は、ハンファQセルズジャパンが自社開発のモジュールを高効率化する「3本バスバー電極構造」に関する自社特許を侵害しているというもの。
 
 両社は提訴前に交渉を続けたが進展がなく、同社が今回提訴に踏み切った。同社は、ハンファQセルズジャパン以外のモジュールメーカーとも同様の交渉を行っている。進捗次第では、他メーカーと同構造のモジュールを販売するモジュールメーカー、その販売店にも提訴を検討する。同様のモジュールで発電事業を行っている発電事業者も例外ではないという。