2014/07/11 ニュース
日立造船、寝屋川市で出力4710kWのごみ焼却発電設備受注
 日立造船は7月10日、寝屋川市から「寝屋川市新ごみ処理施設建設工事」を受注したと発表した。同工事では、処理能力200t/日のストーカ式焼却炉、出力4710kW(約22%の発電効率)の発電設備などを建設する。竣工予定日は平成30年3月30日で、受注金額は113億4000万円(税抜価格)。
 
 同工事では、昨年末に開発したCoSMoS(Combustion Sensing Monitor System)を初導入し、焼却炉の安定運転を目指す。CoSMoSは、学習機能を持つ画像認識システムで焼却炉内の最適な燃焼状態を判断し、安定した運転を継続する。このためごみの燃焼状態を目視で判断し、手動で介入する必要がない。