LIXIL(東京都千代田区)は5月26日、同社須賀川工場(福島県須賀川市)内で建設していた大規模太陽光発電設備「LIXIL須賀川SOLAR POWER」を5月から本格稼動すると発表した。同設備は、昨年7月から須賀川工場の遊休地を利用して建設していたもので、設計施工はNTTファシリティーズが担当した。同設備の最大出力は約6.35MW、年間発電量は約7800MWhで、発電した電力は全量を東北電力に売電する。
また、同社は今回の竣工でCO2排出削減量を年間約4200tと見込んでいる。設備には展望台を併設した管理棟もあり、学校や企業、自治体からの見学者を順次受け入れる。須賀川工場は木質系内装建材を主に生産している。