戸田建設は5月22日、福島県川俣町の復興計画に基づく復興まちづくりマスタープラン「『川俣町山木屋地区復興まちづくり』基本計画」を策定したと発表した。同町からの委託で戸田建設が策定していたもので、今年に3月に同社から同町に引き渡されている。
基本計画では、山木屋地区が抱える課題に、「脱原発」のコンセプトで必要なエネルギーネットワークの確保を基盤に据えた。その上で、各種施設整備、農業を中心とした主要産業の復興、安全・安心な生活の実現のための方策を検討し、具体化した。その中で、山木屋地区の復興事業の一つとして出力2MWの大規模太陽光発電設備を計画した。計画敷地面積約4万6000㎡の土地に、出力2317kWの太陽光発電パネルを設置して建設する。