2014/04/02 ニュース
タクマ、バイオマス発電設備を連続受注
 タクマは青森県、広島県でバイオマス発電設備を相次ぎ受注した。青森県では、津軽バイオマスエナジー(青森県平川市)向けに発電規模6250kWの設備を受注した。津軽バイオマスエナジーは産廃処理大手のタケエイ、環境保全、津軽バイオチップと平川市が共同出資し設立された発電事業会社。今回の案件では、津軽地方などの山林に放置されている未利用材や、リンゴの剪定枝を燃料に活用する。発電した電力は電力会社に売電する予定。
 
 広島県では、中国木材(広島県呉市)向けに「中国木材バイオマス発電所(伊万里)」の建設を受注した。発電規模は約1万kW、ボイラー蒸発量は42t/時で、中国木材伊万里工場(佐賀県伊万里市)日向工場の構内に建設される。受注した設備はストーカ式で、中国木材の5か所目の発電設備となる。燃料には、工場から発生する木質副産物、未利用材を利用する。