内閣府、農林水産省、経済産業省など7府省は3月28日、北海道釧路市などをバイオマス産業都市の第2次選定地域として決定した。
今回の選定は、昨年11月29日~今年1月8日の期間中、2次募集に応募した地域を審査して決めた。有識者で構成するバイオマス産業都市選定委員会が各地域からヒアリングし、決定した推薦案を7府省が認定したもの。選定された8地域の自治体名と、取り組みの概要は以下の通り。
▽北海道釧路市(畜糞、食品残渣・水産系廃棄物利用のバイオガス発電、林地残材などでの木質バイオマス発電、廃食用油をバイオディーゼルオイルにリサイクル)、▽北海道興部町(畜糞、食品残渣・水産系廃棄物利用のバイオガス発電、林地残材などでの木質バイオマス発電)、▽宮城県南三陸町(食品廃棄物、下水汚泥利用のバイオガス発電と熱利用、林地残材などの木質ペレット化)、▽静岡県浜松市(食品廃棄物、下水汚泥利用のバイオガス発電、間伐材などでの木質バイオマス発電)、▽三重県津市(林地残材などでの木質バイオマス発電と熱利用、有機性汚泥・食品廃棄物のバイオガス発電と熱利用、固形燃料化、間伐材、下水汚泥などの固形燃料化)▽島根県奥出雲町(林地残材などの木質ペレット・炭材化)、▽岡山県真庭市(林地残材などでの木質バイオマス発電、廃食用油をバイオディーゼルオイルにリサイクル、食品廃棄物などの堆肥化)▽岡山県西粟倉村(林地残材などの木質バイオマス熱利用)