2014/03/26 ニュース
沖電、 大宜味風力発電研究設備を運転開始
 沖縄電力は3月24日、国頭郡大宜味村で建設していた大宜味風力発電実証研究設備を竣工した。同日から実証運転を開始しており、風力発電設備が沖縄本島の電力系統に大量導入された場合、既存の実系統に及ぼす影響を把握する。
 
 同時に、蓄電池を併設した風力発電設備の出力を安定化する技術の実証研究にも取り組む。同設備の出力は4000kW(2000kW型機2基)、蓄電池容量は4500kWh。年間発電量は約800万kWhで、ブレードを含む風車の高さは111mとなっている。同社は今回の竣工で、年間約7000t-CO2のCO2排出量削減も見込んでいる。