月島機械は3月14日、「大村浄水管理センター消化ガス発電事業」で、長崎県大村市と事業契約を締結した。同センターの下水処理で発生する消化ガスを発電燃料に用い、発電した電力を電力会社に売電するもの。事業期間は20年間。
同事業では、県は同社に土地占有許可を与え、消化ガスを売却する。同社からは土地使用料と消化ガス料金の支払いを受け、発電過程で発生する温水の供給を受ける。同社は、同センター内に出力25kWのガスエンジン10基を設置しており、年間発電量約190万kWhの発電を見込む。同社は2月4日に経済産業省から、再生可能エネルギー発電設備の設備認定を取得していた。