2014/03/17 ニュース
栃木県、5社を小水力発電でサポート
 栃木県は、昨年に調査していた小水力発電の有望地点で発電事業を行う企業5社を決定した。5社は県が調査した15箇所中12箇所で発電事業を行い、年間発電量は約2400万kWとなる。
 
 鹿沼市、日光市の6地点と、5社中最多の地点で発電を行うのは、丸紅の完全子会社である三峰川電力(東京都)。長野県など、全国9箇所で小水力発電事業を行っている実績などが評価され選定された。日光市では、4地点で大林組(東京都)と水光建設コンサルタント(宇都宮市)が事業を実施する。県から「事業化の確実性が高い」などと評価され選出された。また、藤井産業(宇都宮市)、バイテック(東京都)も日光市で事業に着手する。両社は「設計~維持管理まで一貫した業務遂行能力を有する」、「建設や維持管理における地元企業などの活用や地域貢献ファンドを創設し、発電収入の一定割合を積み立てるなど地域貢献策の提案」などが評価され、選出された。