2014/03/10 ニュース
省電舎グループ、食品残渣のリサイクル発電事業に参入
 省電舎は3月10日、完全子会社のドライ・イー(東京都港区)がゲネシス(静岡県榛原郡)とバイオガスプラント導入で基本合意契約を締結したと発表した。今後、同社グループは処理能力60t/日、発電出力500kWのバイオガス発電プラントを建設。年間1億1500万円の売電収入と、1億円の設備利用料収入を見込む。
 
 ドライ・イーとゲネシスは、発電事業のための特別目的会社を設立。外部からの出資者も募り、特別目的会社が発電設備の維持管理など、売電事業とその付帯事業を営む形にする。ドライ・イーはバイオガス発電プラントの設計・施工、運転指導、維持管理などを担当。ゲネシスが発電燃料となる食品残渣の収集と、収集先開拓などを分担する。