ゼネラル・エレクトリック(GE)は2月26日、日本国内向けの新型風力発電機「2.85-103」を開発したと発表した。定格出力は2.85MW、ブレード直径は103mで、乱流の多い地域でも高出力を発揮するという。
また、台風などの高風速や落雷対策がなされており、国際規格のIEC基準を超える性能を持つ。2.85-103は、1基で約2000世帯分の電力を発電できるという。発表に際して、同社のアン・マッケンティ・再生可能エネルギー事業部門社長兼CEOは、「我々は今後、日本でさらに風力発電が普及することを期待している。日本向けに設計された2.85-103は厳しい風況や乱流状況にも耐えうるよう設計され、今まで建設が難しかったサイトにも高収益な風力発電所を建設できるようになるだろう」とコメントした。