2014/01/27 ニュース
JFEE、高知県でごみ焼却発電設備を受注
 JFEエンジニアリングは1月27日、新進建設(高知市)と共同で、香南清掃組合(南国市、香南市、香美市で構成)向けにストーカ式ごみ焼却発電設備を受注したと発表した。処理能力は120t/日(60t炉×2炉)で、発電設備も付帯している。既に着工しており、平成29年3月末日までに竣工する予定。
 
 発電設備は焼却炉の廃熱を利用して発電し、証明など施設内の電源として利用される。焼却炉の廃熱を利用した足湯も設置される予定。今回の入札は、同組合が運転してきた既存焼却炉が稼働後22年を迎え老朽化したため、設備を更新する目的で行われた。入札には同社のほか、日立造船と大旺建設のJVも参加。技術評価で優位に立ったほか、69億2300万円の予定価格に同社JVが68億5000万円を提示。日立造船JVは71億円を提示したため、同社JVが価格でも競り勝った形となった。