2013/10/28 ニュース
熊本県、県所有地2か所で太陽光発電事業者を募集
 熊本県は県立旧天草東高校グラウンド(天草市、面積1万1200㎡)と、産業廃棄物管理型処分場の屋根部分(玉名郡、3万2857㎡)を活用して太陽光発電を行う発電事業者を募集している。両案件とも10月25日に募集を始め、11月15日まで応募登録を受け付ける。12月中旬に事業主体の候補企業から寄せられた事業提案を審査し、12月中・下旬に事業主体を選定する。
 
 両案件とも、県が地域活性化・創エネルギーなどの目的で進める「くまもと県民発電所」の一環。これは事業を通じて、県民や県内の事業者が参画し、県民や設備設置地域がその恩恵を享受できるスキームを構築するもの。両案件とも、▽県内事業者が事業主体であること、▽県民から資金を募ること、▽趣旨に賛同して資金を拠出した県民に相応の利益が還元されること、▽発電所の地元に収益の一部を還元すること、▽発電所の地元と協働した地域貢献策を構築すること、などが事業提案の条件となっている。