石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、10月上旬から九州のくじゅう・霧島両地域で、ヘリコプターを用いて地熱資源のポテンシャルを計測する航空調査を実施する。ヘリコプターから探査機器を吊下げるなどして、地下の岩石密度や電気抵抗の分布、地熱や熱水と関係のある火山岩の有無などを調査する。

 

　今回の航空調査で取得したデータは、既存のデータや文献と突き合わせて利用される。総合的にデータを検討・解釈し、地熱ポテンシャルを把握・評価する。この調査は今後も国内各地で実施していく予定。