2013/09/19 ニュース
那須塩原市、浄水場で小水力発電事業
 那須塩原市は平成25~26年度の2年間にわたり、市内の鳥野目浄水場に出力約47kWの小水力発電設備を建設する。年間発電量は40万440kWh(年間稼働日数355日)で、計画水量は1万561立方m、計画有効落差は45.2m。今年度は詳細設計を外部に委託し、来年度に発電設備を建設する。同事業は再生可能エネルギー等導入推進基金事業(グリーンニューディール基金)の補助事業として実施される予定。
 
 今回の事業は、温室効果ガスの排出量抑制や災害時などの非常時でも水道水を安定的に供給できるよう浄水場の自前の発電設備を建設するもの。発電した電力は施設内で使用するが、余剰電力は電力会社に売電する。今年度の事業費は1020万円、来年度は1084万円がそれぞれ見込まれている。