2013/09/19 ニュース
環境省、地域主導型REの事業化検討で10件を採択
 環境省は9月17日、今年度の「地域主導型再生可能エネルギー(RE) 事業化検討委託業務」で、公募した37件の中から10件を採択したと発表した。同業務の評価基準表に基づき、同省と外部有識者などからなる提案書審査委員会で審査した結果で、検討予定のRE源では木質などバイオマスが10件中7件となっている。
 
 同事業は、地域住民などが参加できるRE導入事業を立ち上げるための事業化協議会の設置・運営を支援するもの。また、事業化に必要な助言なども行う。これらの取り組みで地域主導型のRE導入事業の事業化計画策定手法を確立する協議会活動を支援する。今回採択された事業主体名は以下の通り(カッコ内は対象地域と検討予定のRE源)。
 ▽三素(北海道富良野市・小水力、太陽光)、▽白神アグリサービス(青森県鰺ヶ沢町・風力、木質バイオマス、バイオオイル、ブリケット燃料)、▽松田林業(岩手県大船渡市、陸前高田市、住田町内・木質チップ、薪、木質ペレット)、▽NPO法人グリーンハート(岩手県一関市・太陽光、バイオマス、地熱)、▽野田村商工会(岩手県野田村・陸上風力)、▽群馬県中之条町(木質バイオマス)、▽重田商事(群馬県長野原町・バイオマスメタン発酵ガス化発電)、▽NPO法人いすみライフスタイル研究所(千葉県いすみ市内・バイオマス発電、バイオマス熱利用、太陽光、太陽熱、地中熱)、▽サステナブル地域づくりセンター・HIROSHIMA(広島県世羅町・太陽光)、▽球磨村森林組合(熊本県球磨村・木質バイオマス)