2013/08/08 ニュース
NTN、軽量化した超小型EVを公道実証事業開始
 NTN(大阪市)はこのほど、自社開発のインホイールモータシステムを搭載した2人乗り超小型電気自動車(EV)を、軽自動車の登録車両として「富士山EVフェスタ」で公開した。EVフェスタのパレード先導車両として走行し、静岡県の川勝知事が乗車した。
 
 インホイールモータシステムは、ホイールにモータを直接取り付け車内スペースの活用度、車両設計の自由度を向上させることを狙ったもの。小型EV用のものはインホイールモータを構成する薄型ハブベアリングと減速機、モータをホイール内に格納できるよう小型・軽量化し、駆動系を一体的にシステム化したEVシステムとなっている。同システムを搭載した超小型EV「TOO'in」は全長2.85m、バッテリー以外の総重量398kgとコンパクトに設計されており、最高時速75kmで走行できる。