2013/08/01 ニュース
大阪府、府立図書館のエネルギー供給をESCO事業者に委託
 大阪府は、府立中央図書館(東大阪市)の空調・熱供給などをESCO(Energy Service COmpany)事業として外部委託することを決めた。現在、事業者を公募しており提案書を9月25日~27日の期間に提出を受け付ける。事業者は10月9日に決定する予定。
 
 中央図書館の年間消費電力は303万kWで、年間の光熱水費は6860万円に上っている。これを提案者の資金で省エネルギー化を目的に改修し、光熱水費を削減し、削減した光熱水費で改修費用を償還。残りを事業者と府の利益にする。今回は、▽省エネルギー率が1%以上、▽府指定の執務室など蛍光灯ランプを直管形LEDランプに改修する提案を含めること、▽契約期間は最長15年とすること、▽技術提案に具体性・妥当性があり、工事費用の算出が妥当なこと、などが提案要件にされている。技術提案は大阪府住宅まちづくり部公共建築室設備課設備計画グループで受け付けており、複数社のグループで提案する場合、その代表会社は近畿2府4県に拠点があることが条件。