長野県松川町は7月26日、天竜川水系の松川を水源とする小水力発電設備「ほたるの里水車型水力発電所」を竣工し、同日完成式典を開催した。同設備は出力300kW前後の水車型発電設備で、流量は約70L/秒。町営の宿泊施設「清流苑」の近傍に設置されている。

 

　式典には深津徹・松川町長などが出席。松川から名子井水を経由して流水を引き込み、その流量と落差を利用して発電する。発電した電力は周辺区域の街灯などの電源に利用する。