2013/07/24 ニュース
アジア航測など5社、仙台市に小水力発電事業会社を設立
 アジア航測、東北発電工業、東星興業、東北自然エネルギー開発、日本小水力発電は、共同出資で小水力発電事業を行う事業会社「アクアパワー東北」(宮城県仙台市)を7月3日付で設立した。出資比率は東北発電工業が70%、アジア航測が15%で、残り3社が5%ずつとなっている。
 
 新会社は,宮城県南部の南部山浄水場から仙台市太白区の高区調整池との高低差(最大25.8m、基準24.8m、最低23.8m)を利用して発電事業を行う。この発電設備「馬越石水力発電所」は12月に着工し、平成26年6月の完成を予定している。事業期間は運転開始から20年間で計画出力は250kW、年間発電電力量は186万kWh(一般家庭約550世帯の年間消費量に相当)と想定。発電した電力は全量を東北電力に売電する。