2013/07/23 ニュース
本田技研、さいたま市で小型EVを用いた社会実験を今秋にも開始
 本田技研工業は超小型電気自動車(EV)の「マイクロコミュータープロトタイプβ」を使う社会実験を今秋から行う見通しとなった。現在実施のための検討をさいたま市と行っており、さいたま市が行っているEV普及策「E-KIZUNA Project」で実証実験を実施している同社のスマートホームシステムと連携する家庭用蓄電池としての価値も検討する。
 
 同社とさいたま市、本田技術研究所の3者は「さいたま市小型電動モビリティ利活用推進協議会」を構成しており、6月28日に国土交通省の「超小型モビリティーの導入促進事業」に事業採択された。3者はこれを受けて、社会システムとして求められる超小型モビリティーの使い方やニーズを探索する。また、同社は熊本県、沖縄県宮古島市とも社会実験を行う包括協定を締結しており、今後は3自治体で地域に合わせた取り組みを今秋から順次行っていく。