2013/07/22 ニュース
日本電気、神奈川県へ蓄電システムを寄贈
 日本電気はこのほど、神奈川県海老名市の県立相模三川公園のパークセンター向けとして同社製の蓄電システムを1基、神奈川県に寄贈した。リチウムイオン蓄電池の開発・製造拠点が神奈川県内にあること、県が推進する公園の防災対策に賛同したことなどを受けたもの。
 
 同社は相模原事業場(相模原市)でリチウムイオン電池と電極を開発・製造しているほか、日産自動車との合弁会社オートモーティブエナジーサプライ(座間市)も、電気自動車など向けにリチウムイオン電池の開発・製造を行っている。このため今回地域貢献としての寄贈となった。寄贈したシステムは、太陽光発電システムで充電し、パークセンターの照明、通信機器などの電源バックアップに利用できるほか、災害時は同公園に避難した住民が携帯電話の充電などに利用することも想定している。