2013/07/22 ニュース
イーレックス、高知市のバイオマス発電設備を稼働
 発電、電力売買のイーレックス(東京都中央区)の関連会社、イーレックスニューエナジーが高知県高知市で整備していた土佐発電所がこのほど商業運転を開始した。同発電所は燃料にパーム椰子がらを使用するバイオマス発電設備で、定格出力は2万9500kW。
 
 同発電所は太平洋セメント土佐事務所に設置されていた石炭焚循環流動層ボイラーで構成する発電設備を譲受し、バイオマス発電用に改造したもの。燃料供給設備などの改造工事はJFEエンジニアリングが担当した。同社は燃料の選択性、長期的な安定性、発電設備に必要な各付帯設備の有効性を評価し、今回バイオマス発電の事業化を実施した。