2013/07/09 ニュース
伊藤忠都市開発ほか、日野市のマンションをスマート化
 伊藤忠都市開発(東京都港区)、三菱地所レジデンス(同)、大栄不動産(東京都中央区)、アイピー・パワーシステムズ(東京都港区)の4社は7月5日「クレヴィア豊田多摩平の森RESIDENCE」(東京都日野市、総戸数440戸)が「スマートマンション導入加速化推進事業補助金(MEMS導入事業)」の交付決定を受けたと発表した。MEMS導入事業の交付は、経済産業省が管轄する環境共創イニシアチブ(東京都中央区)が導入する。
 
 クレヴィア豊田多摩平の森RESIDENCEは、環境共創イニシアチブが東京都の共同住宅に導入するMEMS導入事業の第1号物件となった。これにより、全住戸にアイピー・パワーシステムズの「電力一括購入サービス プラス」が導入され、電力の一括購入による電力料金の削減、スマートメーターでの電力使用量の可視化に、電力需要のピークシフトや電力使用量の低減を目指すエネルギー管理支援サービスが導入される。今回は10%の電力使用量を削減するため、▽次世代節電コントロール規格のエコネットライト搭載したセットトップボックスの導入、▽30分単位の使用量に応じて料金単価を設定できるデマンドオフプランの提供、▽デマンドピークの抑制に貢献する逼迫情報案内メールの送信システム、などの機器類や料金プランを導入し、スマートマンション化を加速する。