2013/07/03 ニュース
経産省、今年度の温暖化対策事業候補案件を決定
 経済産業省は、 4月8日~5月17日の期間に公募していた今年度の地球温暖化対策技術普及等推進事業で、応募件数46件の中から採択候補案件13件を選出した。
 
 同事業は、途上国などで実施される温室効果ガス排出削減事業などで日本の貢献を確認するため行われる二国間クレジット制度ので、制度構築の可能性のある国に政策提言や、それと連動した低炭素技術・製品等の普及のための事業スキーム提案を行い、二国間クレジット制度の早期構築を図る。今回は第三者委員が、日本の技術・製品の活用が見込まれるか、ビジネス展開が見込まれるか、戦略的重要性が高いかなどで事業を採点。再生可能エネルギー関連では▽ジブチ、ルワンダ向けの地熱発電の普及に向けた政策提言、事業スキームに関する調査(有限責任監査法人トーマツ)、▽ミャンマー向けのマイクロ水力導入による無電化地域解消プロジェクト(シーベルインターナショナル、リサイクルワン)、▽モンゴル向け風力発電プロジェクトの案件組成調査(日本総合研究所)、の3件が選出された。