中部ガス(豊橋市)は6月1日、家庭用燃料電池「エネファーム typeS」 で発電した電力の余剰電力を買い取るサービスの受け付けを開始した。新サービスは、家庭で使用しないエネファームの余剰電力を同社が買い取り、買った電力量に応じてサーラカードのポイントに交換する。サーラカードは、三菱UFJニコスが発行するサーラグループの提携クレジットカード。ガス料金の支払いなどでポイントがたまり、5000ポイントごとに5000円分のギフトカードが進呈される。同社が買い取った電力は、同社の子会社サーラeエナジー（同）を通じて、「サーラの電気」として地域の顧客に販売する。買い取り対象となるのは、同社の都市ガスとサーラの電気を併用している世帯で、買い取り単価は15.0＋単価調整額（円相当／kWh）で算定する。算定した買い取り単価を1円=1ポイントで換算し、サーラカードのポイントとして顧客に付与する。対象となるエネファームの機種は、アイシン精機製「エネファーム typeS」（型式：FOCS07B1NJ、FOCS07B1N、FCCS07B2NJ、FCCS07B2N）の4機種という。