日鉄エンジニアリングは(東京都品川区)は5月30日、チャレナジー(東京都墨田区)と垂直軸型マグナス式風力発電機に関する技術検討を共同で実施する契約を締結したと発表した。今回の検討では、風車の開発をチャレナジーが、設計・調達・施工などのエンジニアリングを同社がそれぞれ担当する。この体制で、商業化を志向したコストダウンなどに取り組む。この風力発電機はチャレナジーが開発しており、標準的なブレードの代わりに円筒翼を用いている、このため、台風などの強風下でも風向・風速に左右されず、安定的に発電できる利点がある。風車の直径は約7m、鉄塔部の高さは約15m~20mで、既に国内で特許(第6175594号)を取得している。国内以外にも12か国で国際特許を出願済みだという。両社は、離島・島嶼地域でも安定的に電力を供給するため、マグナス風車の開発と普及を加速する。
2019/05/31 ニュース
日鉄エンジ、垂直軸型の風車で共同技術検討に着手
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